身体表現性障害

 

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身体表現性障害とは

診察や検査で異常はないという医師の保証が得られたにもかかわらず、ストレスが身体の症状となって表れる病気をいいます。精密検査をいくら受けてもどこも悪くないのに、痛みや吐き気、しびれなどの自覚症状があったり、身体の不安がつきないといったりする障害です。

 

症状

DSM-IV-TR(精神疾患の分類と診断の手引)では、以下の7つを身体表現性障害としています。

  • 身体化障害 様々な部位の痛み、嘔吐・下痢、性的無関心、麻痺やけいれんなど様々な症状が慢性的に続いている
  • 鑑別不能型身体表現性障害 倦怠感、食欲減退などが6か月以上持続している
  • 転換性障害 身体の様々な部位の麻痺や脱力、触覚や聴覚・視覚などの欠陥、発作やけいれん等がある
  • 疼痛性障害 痛みが著しく苦痛で日常生活や職業活動に支障がある
  • 心気症 重篤な病気にかかるもしくはかかっているという恐怖のとらわれ、過剰な心配
  • 身体醜形障害 自分の外見への過度な心配
  • 特定不能の身体表現性障害 他の身体表現性障害にない症状をもつもの。想像妊娠等。

 

治療について

薬物療法や職場や家庭などの環境調整を行います。

どんな問題を抱えているのか、身体的な気がかりなどをうかがいながら、ストレスとなっている環境の調整や対処法を身につけていくことを目指します。必要であれば、認知行動療法などの精神療法を提案する場合があります。しっかりと現実に向き合えるよう、不安を抱きやすい考え方を変えたり、不安にうまく対処したり、不安に慣れたりする訓練を行います。

症状の慢性化に伴い、ストレスの蓄積からうつ病や不安障害を合併することがあります。そのような場合には、抗うつ薬や抗不安薬などによる薬物療法が効果的です。